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マリモの日
今年も岩見沢は雪が多くて大変でしたね。
ですがだんだん日が長くなり、少しずつ春が近づいているのを感じます。
3月は卒業など寂しい別れの季節ですが、新しい出会いや発見に希望を持ちましょう。
あまり知られていませんが、3月29日は「マリモの日」といいます。
1952年3月29日、阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されたことに由来しています。
「特別天然記念物」とは、天然記念物のうち、世界的または国家的に価値が特に高くて文化財保護法に指定されているもののことを指しています。
北海道では馴染み深いマリモですが、阿寒湖のマリモは世界の中でも最も大きく、最大で30㎝にも及びます。
日本では1897年に発見され、毬のような形の藻ということで「マリモ(毬藻)」と名付けられました。
マリモはボールのような球体で1つというイメージが強いと思われますが、細い繊維状のもので構成されている集合体です。
よくお土産屋さんに売っているマリモは、自然に丸くなったモノではなく糸状のマリモを人工的に丸めたものだそうです。
マリモが自然に球体になるのは珍しく、周りの地形や環境が関係しているので、日本では阿寒湖と青森県の小川原湖にしか存在しないそうです。
また、水質汚染に弱く、生息数が減少して絶滅危惧種に指定されています。
マリモは阿寒湖の象徴でもあるので、マリモが生息できる環境がこれからも続いてほしいですね。
阿寒湖は大自然や温泉など、観光地として有名ですよね。
温かくなると外出や旅行の機会も増えてきます。
その土地ならではの自然を満喫しましょう!!
投稿日:2018年3月20日